ロングベイトロッド
実は、力任せのキャストをしても、遠心ブレーキやマグネットブレーキが、そのエネルギーを吸収してしまう。微妙なバランスとブレーキセッティング、そしてサミングの技術が必要となる。
西へさらに西へ
青物の衝撃、未だ忘れられない。
土地のポテンシャルの違いが大きいとは思えど、地元での可能性を探すにはとにかく行くに限る。
休日返上の仕事を終え、夕飯までの時間に釣りに出かけた。
まずは地元でも実績のある波止。南風の強風に煽られながら、不安定な足場を歩く。
もうシーズンなのかエギンガーが多いな。
先端まで行くのはちょっと危険かなと思い、戻りながらキャストしていく。追い風で気持ちよく飛んでいくルアー、いやちょっと風強すぎます。
BKF140がこんなにも飛ぶのかぁ。ただ巻き取るのは大変。なにか変化を探しながらキャストするも魚からの反応はなし。
移動。次に訪れたのは地磯。平たく張り出した磯の先端まで歩いて沖に鳥山が!
遠すぎてよく見えないけどあれは何だろう。(この三日後に判明)
寄ってくる気配がないのでまた移動。
さらに西へ。数年前はよく通っていた地磯のゴロタサーフ。
雰囲気はあるものの反応なし。
それより釣師ではない男二人が奥の茂みに消えて行ったことが気になった…
日も暮れて帰宅。
ゆっくり休める休日が欲しいと思う1日でした。
ナイトゲームでTOPはあり?
ナイトシーバスゲームでTOPを使う人どれくらいいるかな?
ようやく釣りに行ける夜、迷わす近場の河川に最干潮からエントリー。
昨日の雨の影響が強く濁りすぎ…
本命にしていたシャローフラットで開始するもイマイチ。込みの潮が効いてくるまで暫く川を眺めてみる。
週末ということもあって入りやすいメジャーなポイントにはライトの灯りがちらほら。今年はアングラー少ないなぁなんて先日まで思っていたが、そんなことはないようだ。
地元の某釣具屋の店員曰く、私の世代は『シーバス第2世代』だと。世の中の流行には周期的な動きがあるもので、釣り業界もそろそろ一昔前の時代に戻りつつあるように感じているし、自分自身の嗜好も戻っている気がする。
あの頃から変わらなく長く愛されている道具達、ルアーBOXにそんなルアーを入れていくことが多い。
そろそろ込み潮が効いてきたのかボラがエリアに入りだした。手前からサイズ別に居る感じ、かなりの量だ。これを見逃すシーバスはいないやろとアングラー目線で思ってみてもそうは上手くいかない。
手前にはセイゴ、元気に追い回し始める。
小さめのルアーにすれば拾えるとは思うが、あえて避けて沖めで待機しているであろう奴を狙っていく。沖目から引っ張ってくるようなイメージ。
それにしても手前が騒がしすぎる…
浸かっている自分の周りで極小ベイトをバホバホ。たぶんムキになってルアーサイズ落としても当たるかどうか。よくムキになって投げ倒して一本取れるかどうかの釣りになるのは経験しているので、今日は無視。
ハンコックをセット。上げの潮が効いている沖のブレイクを流しつつ手前で喰わす。
つもりがなかなか喰わない。
もうちょい上かな。
レアフォースに変える。
相変わらずセイゴがバチャバチャ騒がしい。たまにボラもアタックしてくる。
かわしつつシーバスに見せたい。
激しい水柱が上がるも、ルアーにじゃなかった…
入ってきた。
時合いは短いのは経験している。
水柱が上がった場所のやや上。いいとこ入ったと思ったが沈黙。
シンペンはスレにくいとは思っているが水中にある分、その波動の広がりは大きい。
大きめのハンコックやレアフォースだとなおさら強くなる。
ここで、imaポッキーをセット。
TOP?と思われるかな。
ここ数年で感じることがあるのだが、トップペンシルは実はアピールが弱いんじゃないかなと思うことがある。
アングラーからみたら、派手にアクションしているように感じるだろうけどね。
トップ好きだからよく投げるけど、ナイトでもありだと思ってる。
音や水しぶきなどの他の要素もあるからまた違ってくるのだろうけどね。
なるべく少ない移動距離で誘う。ボイルのあった場所をネチネチ…
パチャ、パチャ
ドバッ!!
一瞬待って合わせる。
ロッドに重さが伝わってくるのを感じながら乗ったなんて思った矢先に大きくエラ洗い。
ありゃ、外れた…
いくらスレにくいとはいえ、派手にバラすとやっぱりあとが続かない。
貴重なバイトを逃したなぁ。
明日も休日返上で仕事の為、終了しました。
聖地へ
「7月の連休、大阪の友達のとこ遊びに行こうかなって思ってるんだけど」
心の中でガッツポーズをしたのは言うまでもなく、連休という時間をどうするかで頭がいっぱいになった。妻の案に娘も賛成し付いて行くことになり、何年振りかの単身三連休をゲットした。
釣りに行くことしか考えてない、いや考えてくれない頭が導き出した行き先は『高知』憧れたアカメの聖地へ。
アカメを釣りたい。その理由はアングラーそれぞれによって違うだろう。私にとっては今までの引き出しすべてがアカメにどこまで通じるのかを試す事です。
それだけアカメという魚への憧れは強い。
地元北九州では出逢えない魚ということもあるとは思うが、それだけじゃない魅力が沢山ある。多くのアングラーを魅了してやまない魚、手にしたい想いが溢れそうになってる。
行ける=釣れる。そんな簡単ではない魚なのは百も承知なのだが私の妄想の中では出逢える事前提に回り出している。ポジティブといえば聞こえはいいけど、妄想だけで終わらないように準備して挑みたい。
幸いにも高知に知り合いはいない。
えっ?何が幸いかって?
自分の引き出しを試したいからね。ポイントの情報は一切聞かないようにしたい。ルアーやタックルの情報は今までいろんな方々のログで見たりしてるので今更消すことは出来ない。
地図とその場に立って探したいと思っている。
ただ、ローカルルールもあるだろうから地元の方々にお会い出来たらお話聞きたいとは思っている。
行って、探して、感じて、釣る。
こんな釣り旅が好きでたまらない。
早速準備開始。一緒に行けそうな釣友に声をかけ車の手配やルートを調べている。大分の佐伯からフェリーで宿毛行きがあるのでこれが1番早く行けそうだ。少しでも多くキャストしたいからね。
まだ三ヶ月以上先の話なのに、今からこんなにワクワクすると疲れそうだな。