ロッドリビルド〜解体、ガイド考察〜
まずは解体から。
ガイドのスレッドはライターであぶってゴリゴリ外していきます。
意外と簡単に外れるものですね。
ただ残ったコーティングを綺麗に取り除くのが苦労しました。
グリップ周りのEVAもザクザク切りまくって、元のリールシートもノコで切断。ブランクスに傷を付けないよう慎重かつ大胆にバラしていきます。
耐水サンドペーパーでここまで磨きました。
ここで一つ問題が。まぁ、予想はしていたのですが、このロッド、ブランクスルー構造ではなくブランクスとグリップが別設計で、カーボンパイプの上にリールシートとグリップが接着してあり、ブランクにグリップつきのカーボンパイプを差し込んで完成させてあるタイプです。
この繋ぎ目の段差が問題。
ワインディングチェックが付いていたのをそのまま使うことにしました。
そうなると、リールシートの位置が大体決まってくるのでおそらくグリップエンド側を少しカットすることになりそうです。
ここで、ガイドセッティングに付いて考えてみました。もちろんフジの推奨セッティングにベイトの10fなど載ってないです。ティップ側から少しずつ広くしていく一般的な配置で行こうと計算するのですが、このロッドに配置場所が決まっているガイドがあります。
#1のエンド側の部分です。
このロッドは逆並継で繋げるロッドなので、#1のエンド部分に補強の為のスレッド巻き、さらにレギュラースローテーパーということもあり、この部分にガイドを持ってきてスレッド巻きで補強する意味でガイドの位置を一つ決めました。
あとはここからティップ側、バット側に配置して、ティップガイド含めて11個でやってみようと思います。
ガイドもバット径もわかりましたので他のパーツを発注。
到着までにブランクスを塗装します。
塗装苦手というか、エアブラシなど持ってないのでどうなることやら…