そらとぶさかな

アングライター 杉人(すぎんちゅう)の釣り人blog

ロッドリビルド〜グリップ〜

待ちに待ったパーツがマタギさんから届いた。
早速、仮組みしてみたが…入らない。
グリップのカーボンパイプの処理が甘かったようで再度ペーパー掛けしてなんとか収まった。

EVAの内径も17mmしかなく、これも加工して広げる。
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ようやくただの金属的な棒がロッドらしくなってきた。今回は装飾なしの予定だったのですが、ワインディングチェックは欲しいかなぁって思いましたが試作機と割り切ってなしで。
フォアグリップもなしですが、もしものパワーファイトに備えてジェットスローさんの真似してラバーグリップ仕様にする予定。

やはりグリップが長すぎるので約2インチカット。

一つ一つゆっくり時間を掛けて作っているためなかなか進みませんが、この時間を楽しみたい気持ちが強いので急がす焦らず愛情込めながら、このロッドでのファイトを想像する。

ガイドを仮止めしてラインを通してみました。

ここで問題発生!

当初予定していたガイド位置だとラインがブランクスに触れるところが出てきました。さすがにこれはマズイので、計画変更。

初めのセッティング
トッブガイドから(単位mm)
155-165-180-190-200-210-220-240-260-330

このブランクスに、このセッティングだとトッブから第1ガイドと第2ガイドの間でブランクスに触れる部分が発生しました。そこで変更後は

140-153-166-182-208-221-234-256-280-330
ティップ側をやや詰めて余裕があったベリー部分の間隔を広げてみました。これで一応ブランクスに触れる部分はなくなりました。

ティップ側に寄せたことでガイド分の重量が上がりキャスト後のブレが大きくなるかなと思う反面、スレッドコーティングする事で硬くなるという気もします。同じブランクスで幾つかのセッティングで試すのが一番なんでしょうけどね。

ガイドセッティングで大きく変わることはあまりない気もしますが、セッティング次第で負荷の集中する部分を作ること=折れやすい部分を作ってしまうこともあるようです。特に2ピース以上のロッドは継の部分は気を使う必要があります。
補強も兼ねたガイド位置を考えなければいけませんとも書いてあります。

こうやって色々な角度から見ていると考えがまとまりそうになくなってきている自分に気がつきました。ガイドセッティングはとりあえず使いながら見ていこうと思います。

いよいよ、次はスレッド巻きです。ロッド作り楽しすぎるよ。